●2013年06月24日(月)
なんか狙ったように、我が家では色んなものが壊れます。 今回は、「お水のトラブル」です〜〜〜〜〜〜〜〜@ 水周り施設は、日常生活を送る上でとても重要な部分です。 なのでここのトラブル対応には、緊急性が求められます。 ♪みずきゅー、みずきゅー、「水の救急車」♪とか、♪水道トラブル8千円♪の「クラシアン」とかの緊急対応業者さんが以前TVCMとかうってて有名でしたねぇ。 そして我が家のトラブルでは、洗面所の床がいつの間にか水浸しになる、というモノ。 これが不思議なコトに、いっつもベタベタになるのではなくて時々なんですねぇ。 最初は家の者は「洗濯機の排水の時に水漏れしてる?」なんて思っていたらしいです。
でも、調べて行くと洗濯機関連はシロ。無罪です。 排水工程でも全く水漏れはしておりません。 そして、もっと詳しく調べて行くとどうやら水漏れが起きるのは、私が自宅での整備作業をした後に多いみたいですねぇ。 つまり洗面所で念入りに手を洗うのですが、その時洗面台に水を一杯溜めておいてゴシゴシと洗い、済んだら流しますがその時に水漏れしてたのです。 また、ヒゲをそる時には普段は電気かみそりを使うんだけど、私のヒゲは柔らかくて剃りにくいので時々は石鹸剃りをします。 その時にも洗面台に水を溜めて行うのです。 つまり、私が洗面所を使った後に限っての水漏れだったんですねぇ。 洗面台の排水トラップ部分を点検してみると・・・なんと洗面台の底面が既に漏れ出した水で腐ってボロボロになってました。 コレはいけませんねぇ。 排水ホースもガッチガチに硬化してしまってて亀裂が入っております。 どうやらこのホースが原因のようですな。
ミズキューやクラシアンを呼ぶまでもなく、これだけなら自家対応できそうですので早速ホムセンへ排水ホースを買いに行きました。 一応は専門業者さんに依頼するとどの位の金額になるのかを調べては見ましたけど。 軽微な修理では、作業工賃は大体3〜4,000円位ですねぇ。 それに出張料とかが入ると、8,000円ほどの金額となるんです。 まぁ結構な金額ではありますが、緊急対応の体制をとらなきゃならない業種なので致し方ないですねぇ。 排水ホース周りと洗面台の底面周りの部材は合わせて約2,000円ほど出揃える事が出来ましたので、随分と節約になりました。 サクサクっと交換して、完了。 試しに水を洗面台一杯に溜め、一気に排出すると・・・・・
??あれ?? まだ、水漏れしてますねぇ。直ってない・・・・。
じっくりチェックすると、どうやら排水ホース以外の所からも水漏れしているようです。 我が家の洗面台はINAX製のモノでして、蛇口の後ろのツマミを操作すると排水口にフタがされて水を溜められるようになってます。 そしてその弁を動かすレバー部分からどうやら水漏れしてるんですねぇ。 そこで、それらの構造部分を分解してみました。 するとかなりの箇所がすでにボロボロですな。 レバー部分にはゴムパッキンが入ってるんだけど、それが既に劣化して粉々になってます。 さらに金属部分の表面も腐食によりボロボロですねぇ。 つまり、配水関連部分は全てアウトってコトです。 さらに、洗面台の底板も一部抜けてしまっていたたのです。 こっちはとりあえず、スノコを買って来て寸法を合わせて入れ、修理しましたが。 ぶっちゃけ、洗面台を丸ごと新品に取り替えた方が良さそうなレベルのトラブルだったのです。
困った時は、ネット検索。 果たして洗面台ってのは幾ら位するものなのか。 調べて行くと、お値打ち品だと3万円ほどで購入することが可能なようです。 ちなみに本体のみの((工事費別))と表示してありますです。 でも、よく見るとそういうのには蛇口が付いていなかったりするんですねぇ。 別売りパーツを揃えて行くと、簡単に7〜8万円位になってしまうんです。 中古品をヤフオクで探してみると、いくつかは出ています。 しかし、あんまり良さそうなのはありませんねぇ。 狙い目は、ショールームで使っていたモノを放出している業者です。 これだと一応中古ではありますが、試用期間がとても短いコトと、そもそも住んでいないので「水を通した」だけの状態なので程度が良いのです。 中には水を通していない(ショールームに水道を引いていない)ような極上品まで出ていたりする事があります。 ちなみにキッチン関連設備でもこういうのが出てますねぇ。
しかし、よくよく探してみると、配水管の部分だけの部材が安く出ていたりするのですv それもTOTO製の、一流メーカー品の、新品で。 出品者はリサイクルショップでして、どうやら「バッタ品」みたいですな。 いくつかの個数があるとのコトでして、安値で放出している様子です。 標準小売価格は良く判らないんだけれど、どうやら本来14,000〜19,000円位はするみたいですねぇ。 (ちなみに工事屋ルートなので定価設定はかなり高い目なのが常識です) それが、送料など含め2,400円ほどで手に入りました。 専門外なので規格だとかが良く判りませんから、適合するか否かの自信が持てませんねぇ。 でも何とかなるのではないかと。
早速到着したので、取替え工事です〜〜〜@ 一応、入手した配水金具の箱の中に「工事説明書」がありましたので、それを参考にしました。 こういう配管工事ってのは、取り付ける順番がかなり重要です。 順序を間違えると、後からでは取り付けが出来なくなる箇所とかがありますからねぇ。 ちなみに部材としてシールテープやパッキン剤なんかも必要になります。
タイトル写真の上段が、以前使っていた古い排水金具です。 20年くらいになると思いますけど、意外と短い寿命でしたねぇ。 ちなみに配管径は32mmです。 そしてタイトル写真中段が、新しい排水金具です。 TOTO製の排水金具を、INAX製の洗面台に取り付けるんですねぇ。 基本的には規格品ですから取り付けの問題はありません。 でも、排水口の弁の操作ロッド部分でちょっと問題が。 長い棒の端にツマミが付いているのですが、INAXの蛇口だとこのツマミが干渉してロッドを押し下げる事が出来ません。 ロッドの長さには限りがありますので、あんまり上の方へ出っ張らせて取り付けるコトも無理です。 (あと30mmだけ長ければ何とかなったんだけど) なので、この操作ロッドだけは以前のモノを流用するコトにしました。 ちょっと工夫は必要だったけれど、何とか完了です。
出来上がったので、当然ながらまた洗面台に水を溜めての試験です。 今度は問題ありませんねぇ。 一気に排水しても、全く漏れはありません。 出来上がりの図は、タイトル写真の下段です。 パッと見た感じだと変わっている部分は見当たらないんですが・・・唯一、排水口のフタ部分に「TOTO」の刻印があるんですねぇ。 INAXの洗面台なのにTOTOの文字。 まぁ、言われなければ多分気が付かないレベルの変化です。 ちなみに、配管部分には必要はないんだろうけれど、一応タイラップでの補強がしてあります。 レース用バイクのワイヤリングみたいなモノでして、パイプが万一緩んだりしない様にお守りにしてるんです。 本来トラップ部分も以前の樹脂のが流用可能でしたけれど、またケチって使い回して「直ってない」なんてのもイヤだったし、折角新しいヤツに付いてきたんだからってコトで一気に刷新しました。 本来はこの排水金具はP型トラップってのでして、配水管が横の壁面に入るタイプ用なのです。 洗面台のスペースの都合でくるっと回してますけど、本当はそうじゃないんですよん。 それと、排水金具の取替え工賃の相場は、12,600円位だそうな。 出張料が4,000円位掛かるので、本来の修理費用は総額で32,000〜35,000位の計算になるようです。 それが4,200円で直りましたから、これは家の人に感謝してもらわなければなりませんねぇ。
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